子供の歯磨き、どうすればいいの?磨いてあげるときのポイント
お子さんの歯磨き、しっかりとできていますか?
我が家は子供の歯が生えそろったころから歯磨きを始めていますが、やっぱり口の中を触られるのが嫌なのかバタバタと暴れてしまい大変です。暴れて言うことを聞かないこともありますし、グッと口を閉じてしまうことも…歯磨きを噛んで離さないこともあります。(*_*;
でも、歯は大事なものですししっかりと歯磨きを行っておきたいですよね。
そんな子供の歯磨き!どうやってすればいいのでしょうか?そもそも磨き方の正解は?どうすれば自分でしてくれるようになるのでしょう?
歯磨きをさせるために
歯磨きの効果を考えるよりも、まずはしっかりと歯磨きをしてもらいましょう。暴れて大変な子供でも、歯磨きを覚えさせるためにステップを踏んで頑張っていきましょう。
まずは、親がしっかりと仕上げをしてあげましょう。最初のころは子供も歯ブラシを噛んでいるだけで全然磨けていませんからね…。
触られることに慣れる
大前提として、「歯磨きを嫌がらない」ようにさせてあげましょう。他人に顔や口の中を触られるのは大人でも気分がいいものではありませんよね。子供だとなおさら嫌がります。そのため、歯磨きが嫌なものではなく、楽しいものだよと認識させてあげましょう。
口を開く遊び
最初のころは口を開くことすら嫌がるはずです。まずは口を開くことに慣れてもらいましょう。
「あ~」「い~」「う~」と母音を伸ばした発音をするときに口は開きます。お子さんの口に手を当てて「あ~」を真似してもらいましょう。すると、口に手が当たっているので音がこもりますよね。
そのこもった音がなんとなく楽しくて子供が笑ってくれることでしょう。「ブブブー」と面白い音を出してあげてもいいかもしれませんね。
口を開くこと、口に触れられることを嫌がらないように、怖がらないようにトレーニングしてあげましょう。
顔を触る遊び
子供は顔を触られるのも嫌がりますよね。これも遊びにして克服しちゃいましょう。
「いないいないばぁ」って遊びありましたよね?「にらめっこ」という遊びも子供は楽しいでしょう。そういった顔を触る遊びを膝の上でしてあげましょう。
最初は見ているだけでも大丈夫です。慣れてきたら子供の顔を触って「あっぷっぷー!」と笑わせてあげましょう。子供の顔を隠していないいないばぁをするのもいいかもしれませんね。
顔を触って遊べるようになったら、次には口を触って遊んであげましょう。あっぷっぷー!と言いながら口をブッと潰してあげたり、広げてあげたりしましょう。口に触れられること、口を開けることに慣れさせてあげましょうね。
歯磨きに飽きないように
また、子供が同じ体勢でいることに飽きないように工夫してあげることも必要です。やはり同じ格好でじっとしているのは子供にとっては辛いものです。
歌を歌う
口を開けている間、歯磨きをしている間には歌を歌ってあげるといいかもしれませんね。我が家では「ゴシュシュッ、ゴシュシュッ、ゴシュシュのシュ!」といった歌を歌いながら歯磨きを行っています。
最初は歌を歌ってもポカーンとしていましたが、しばらくするとテレビでその歌が流れるたびに歯ブラシを取りに行くようになりました。そういったタイミングで一緒に歌いながら歯磨きを行ってあげると、嫌がらずに歯磨きをしてくれるようになりました。
話しかける
これは普通かもしれませんが、歯磨きの間もしっかりと話しかけてあげましょう。無音状態ではやはり子供も嫌がってしまいます。
「あ、晩御飯のお野菜付いてるよ!こっちにはご飯粒もあった!ゴマ挟まってるよ~」なんて口の中のことを話しながら歯磨きを行っていると、子供も楽しいようです。【口の中を掃除している】ということもしっかりと理解してくれるかもしれません。
手鏡で見る
歯磨きってどんなものなのか?口のなかってどうなっているのか?を見せるために、手鏡で自分の口の中を見せてもいいかもしれませんね。
あまり口の中って自分で見ることが無いので、見たことのない歯に子供は驚きます。そこを歯ブラシがゴシゴシ擦っている状態も面白いようですね。
手鏡を持たせると、ジッと歯磨きを集中して行ってくれます。しかし、寝転んだ状態で手鏡を持っていると顔の上に落とす可能性もありますので、そこはしっかりと注意してくださいね(笑)
怖がらないように
歯磨きは子供にとって嫌なものかもしれません。暴れるでしょうし、極端に嫌がります。でも、そんな歯磨きが「怖い」と思われないように注意しましょう。
嫌なものはトレーニングで克服されますが、怖くなったものはなかなか治りません。
無理やり押さえつけない
無理やり押さえつけて、無理やり口を開く…、どうしようもないことかもしれませんがなるべく控えましょう。
無理やり押さえつけられて口の中を触られるのは、子供からして見れば拷問のように感じてしまうかもしれません。トラウマになってしまってはこれからの歯磨きトレーニングに支障が出るので、なるべく無理な方法は止めましょう。
お父さん、お母さんは笑顔で
歯磨きをするときには、笑顔で話しかけてあげるようにしましょう。
2歳~3歳の子供は親の話すことが100%理解できていない場合もあります。「歯磨き?遊び?」なんて理解できていないかもしれません。そのため、どんなに優しい言葉で話しかけながら歯磨きを行っていても顔が強張っていたら子供も緊張してしまいますよね。
真剣なお父さんの真顔が、自分の目の前に来たらどう思うでしょうか…(^^;)
子供が暴れて大変かもしれませんが、子供が怖がってしまわないためにも歯磨きを行うときにはなるべく笑顔で行いましょう。
習慣づけをする
歯磨きを嫌がらなくするためにはしっかりとした習慣づけも必要ですね。でも、【ご飯を食べたから歯磨きをする】という習慣では子供にとって楽しみが無いので、なかなか慣れてくれないものです。楽しみは歯磨きの後にとって置きましょう。
我が家では、子供が歯磨きをできたらカレンダーにシールを貼るようにしています。我が家では【お利口さんシール】と呼ばれているものです(笑)
しっかりと歯磨きができたら今日の日付にお利口さんシールを貼る事ができます。カレンダーはわざと高い位置に張り付けてあるので抱っこしてあげないと届きません。そのため、シールが見れるのもカレンダーを見れるのも歯磨きができた時だけです。
歯磨きができるとシールを貼れる。単純な事ですが、うちの息子はこれで歯磨きを頑張って続けてくれています。ほんのちょっとした工夫が大事なんでしょうね。