買い物中に暴れる子供を落ち着かせる3つの方法

買い物中に暴れる子供を落ち着かせる3つの方法

パパができることADD, ADHD, 生活習慣, 発達障害, 落ち着かせる方法

皆さん、子供を連れて毎日の買い物に行きますか?
ちょっとコンビニまで行ったり、スーパーへ買い物に行ったり、服を買いに行ったり、DVDを借りに行ったり・・・。

そういった時に子供を連れて行った経験のある方なら分かるかもしれませんが・・・、かなり大変ですよね!?

  • 暴れて叫んだり
  • どこかへ一人で走っていってしまったり
  • 足にベタベタとくっ付いてきて危なかったり
  • お店の商品を触って回ったり

我が家もかなり苦労していました(゚ω゚; )
声を出すだけならまだしも、走り回って他人に迷惑をかけることが増えてきたので結構悩みの種になっていました。

僕が見ていられるときには、家で僕が子供を見て、嫁が一人で買い物へ行くことも多々ありました。
でも、毎回そうやって分担できるわけでもありませんしね。休日には家族で一緒に出かけたくなりますしね。

そこで、我が家で実践している「買い物中に子供を落ち着かせる方法」をご紹介します♪

何が気に入らないのか、確認する

何が気に入らないのか確認する

まず、子供が「何が気に入らなくて騒ぎ出すのか」を確認してみましょう。

  • 買い物の時間が長くて飽きているのか
  • 自分が見たいおもちゃがあるのか
  • 他にしたいことがあったのか

色んな原因があると思います。
自分の子供だと、「あ、これが原因かもしれないな~」と思い当たるポイントがあるでしょう。ちなみに、我が家ではこの3点全てでした(笑)

子供も何か思うところがあって騒ぎ出すわけですから、そのポイントを理解してあげましょうね。
ただ「おとなしくして!」と叱り付けるのでは子供も理解してくれませんよ。子供が理解できる、出来ないは別として最初に子供のことをもう一度考えてみましょう。

楽しくてテンションが上がっている場合も

楽しくてテンションが上がっている

子供が機嫌が悪いパターンから書きましたが、中には楽しすぎてテンションが上がり騒いでいるパターンもありますよね。
そういったときにも走り出したり、大声を出したり大変だと思います。

でも、そういった子供に大人しくしてもらうのもポイントは同じだと思っています。

Point1.注意を逸らす

子供が騒ぎ出したら、まずは注意を逸らすようにしてみましょう。

駄々をこねて床に寝そべったりするときがあるかもしれませんが、そういったときには
「こっちのおもちゃ見てみようか?」
「あっちにお魚さんいたよ!」
「この服かわいいよね。」
なんて優しく声をかけてあげましょう。

これくらいではなかなか機嫌が変わってくれないですよね。
そんな時には少しゲームをしてあげるといいかもしれませんね。

白いところだけ歩くゲーム

白いところだけ歩くゲーム

特別、ゲームの名前が付いていないので我が家では「白いところだけゲーム」なんて言ったりしています・・・w
色に関しても特別な縛りがあるわけではなく、その時の床にあわせて色を決めています。

スーパーなどの床って、模様が入ったりしていますよね?縦縞になっていたり、ブロック調になっていたりすると思います。

そこで、僕が「あ!ここ赤いぞ!危ない!」と言って、床の白いブロック部分にジャンプします。
すると、子供も「パパがジャンプした」というのは分かってくれるようです。なかなか普段ジャンプすることってありませんからね・・・、子供からしても「なんだ?」って感じで面白い見たいですw

子供がこっちを見てくれたら、「はい!白いところだけゲーム!」と言ってパパは床の白いブロックだけを歩きます。すると、我が家の場合は息子も真似して後を付いてきてくれるんです。
「あ!そこは危ない!」なんて声をかけると、嬉しそうに後を付いてきてくれます(笑)

色も覚えてくれる

我が家でこのゲームをしてみた時に良かったのは、買い物を楽しんでくれることもありましたが、色を覚えるようになってくれたことですね。
今までは、色の区別もあまり付いていなかったようで「赤!」といいながら青色のものを指差したり、「青!」といいながら黄色を指差したりしていました。

でも、このゲームをするようになってから「赤は危ないぞ!」なんて教えているんで色を覚えてくれるようになりました。信号機を見たときも「あ!赤!待って!」なんて赤=止まるということを覚えてくれました。

ただ単に注意を逸らす目的のゲームでも、内容を考えていけば色々なことを遊びながら教えられる気がします。

Point2.別の楽しみを見つける

子供のテンションが上がってしまい、騒いでいるパターンの時には別の楽しみを見つけてあげることが良いですね。
子供が、「今楽しい!」と感じているときにはなかなか注意を逸らして落ち着いてもらうことは難しいです。

そのため、注意を逸らすというよりは別の楽しみを見つけてあげましょう。
大声を出したり、走り回ったりしないような遊びを見つけてあげることが重要ですね。

おもちゃコーナーを探す

おもちゃコーナーを探す

子供が買い物へ言ったときの一番の楽しみ、それはおもちゃですよね。なので、我が家ではあえておもちゃコーナーへ子供を連れて行きます。

でも、連れて行ってあげるんではなくて「あ!さっきアンパンマンいたよ!アンパンマン探してみようか!」なんて好きなキャラクターの名前を言うことで注意を引きます。そして、子供におもちゃコーナーを探してもらうようにしています。

最初の頃ってなかなかその場から移動してくれないんですけど、何度か声掛けすると一緒に歩いてくれるようになりました。

おもちゃコーナーを見つけたときにはパパが「あ!アンパンマンだ!」と声を掛けてあげることで、子供からすれば「パパの後についていけば、おもちゃのところに連れてってくれる」となるのかもしれませんね。
我が家はこの方法を取っているので、どこへ遊びに言っても息子は僕の後を付いてきます(笑)

おもちゃコーナーから帰らないんじゃ・・・

ここでの一番の悩みがこれですよね。

おもちゃで遊ぶことが楽しくなってしまうと、子供ってその場を離れてくれませんよね。
そこで・・・

Point3.子供にとってのおもちゃって何なのか

おもちゃコーナーから帰らなくなった子供には、別のおもちゃ、遊びを与えてあげるしかありません。・・・おもちゃより楽しい遊びってそうそう見つかりませんよね。

でも、子供が遊んでいるおもちゃって実際のところ何が楽しくて遊んでいるんでしょう?
お子さんがいつも遊んでいるものをじっと見てみると分かると思うんですが、たいていの子供はおもちゃの仕組みが楽しいんじゃなくて、そのおもちゃのキャラクターが好きなんです。

アンパンマンのおもちゃで遊ぶ子、妖怪ウォッチで遊ぶ子、いろいろあると思いますが、子供はそのキャラクターが好きなんですね。

キャラクター探し

キャラクター探し

子供は自分の好きなキャラクターがいるとテンションが上がりますよね。

そこで、我が家では子供がおもちゃコーナーから帰らなくなったときには、「あっちにもアンパンマンいたよ!」と言って僕が最初に動き出します。
「うわ!あそこにアンパンマンだ!」と言いながら歩き出すと、息子もアンパンマンが気になるのかちょっとこっちを見てくれます。
そこで、そのまま僕が歩きだすと息子も興味があるのか後ろを付いてきてくれます。

スーパーの食料品売り場って、たいていの各箇所にキャラクターコラボの食料品が売っているんですよね。
ミッキーマウスがパッケージになっているウィンナーがあったり、アンパンマンの形になっているかまぼこがあったり。
そういったちょっとした商品を見つけて「あ、アンパンマンいた!こっちはミッキーだ!」と声を掛けてあげると、子供も楽しんでくれますよ♪

最近では子供の方から「うわぁ!アンパンマン!ミッキーさん!」といいながら食料品を紹介してくれるようになりました(笑)

困ったときには・・・

キャラクター物が見つからなくて困ったときには、

  • 食料品であれば、ウィンナーコーナーへ
  • 日用品であれば、おむつコーナーへ
  • 生活用品であれば、歯ブラシコーナーへ

行ってみましょう。経験上、どの場所にも絶対に好きなキャラクターがいますw

いつも行くスーパーであれば、親が下調べしておくのも手かもしれませんね。
我が家の息子がご機嫌斜めの時には、キャラクターのいる食材コーナーから買い物をして回っています。すると、徐々にテンションが上がってくるので「白いところだけ歩くゲーム」を始めます。
そのままレジへ向けて誘導していくと一緒についてきてくれるので、最近では割とスムーズに買い物ができるようになりました(笑)

大人の買い物を、子供は楽しめない

子供は楽しくない

大前提として、子供は買い物が楽しくありません。
買い物へ言ってウロウロするくらいなら、自分のおもちゃで遊びたいんです。好きなところを走り回りたいんです。

なので、買い物へ一緒に行くときには子供に楽しんでもらえるように考えてみましょう。
うるさいから怒る!のではなく、子供が駄々をこねるときには楽しみを見つけてあげましょう。

誰でも、自分の興味が無い場所へ連れて行かれて、そこに何時間も居させられるのは楽しくありませんよね?自分は他の場所へ行きたかったのに、知らない場所で帰宅時間も知らされずに連れまわされればいい気はしないでしょう。

子供もそれと同じです。
スーパーに何しに来ているか分かりませんし、いつ帰れるのかも分かりません。そんな状況では発狂してしまうのも無理ありませんね。

子供に落ち着いてもらうためには、子供に楽しんでもらえるような工夫を考えてみましょう(σ゚∀゚)σ