子供のハイハイには気をつけて!動き出した子供の注意点

子供のハイハイには気をつけて!動き出した子供の注意点

子育てハイハイ, 体の発達, 歩く, 生活習慣, 行動

子供ってどんどん成長していきますよね。生まれた頃には首も据わっていなくて抱っこするのが大変ですが、首が据わってくると次には腰が据わってお座りが出来るようになってきます。
お座りが出来ると自分でおもちゃを取って遊ぶことが出来るようになるので、ある程度目を離していても一人で遊んでいるときがありますよね。そういった光景を眺めるのも育児の楽しさです♪

お座りが出来るようになって、ズリズリと移動するようになってきたら”ハイハイ”をし出すのももうすぐですね!ハイハイをし出すと行動範囲も広がって遊ぶ方法も変わってきますし、プリプリと揺れながら移動していくお尻がなんともかわいいものですw

しかし、ハイハイをし出して行動範囲が広くなるとそれだけ子供に対しての危険も増えてきます。大人はなかなか気付けないものですが、家の中にも危険な物・場所がたくさんあります。大切な赤ちゃんに危険が及ぶ前にしっかりと対策をしておきましょう。対策をしっかりとして赤ちゃんにも伸び伸びと遊んでもらえる空間作りをしてあげたいですね♪

ハイハイしだすのはいつ頃?

だいたいの赤ちゃんは生後6ヶ月頃~9ヶ月頃にハイハイを始めます。生後5ヶ月、6ヶ月頃からズリズリとずりばいをし始めて、その流れでハイハイができるようになるようなイメージですね。ただ、これも平均的な目安でしかありませんのでハイハイを始める時期に関しては個人差が大きくあります。

ハイハイを始めるためには腰がしっかりとしていることが重要ですし、背骨の発達も必要になります。また、体を支えるための腕の筋肉、体を押す足の筋肉の発達も必要になりますね。
こうやって考えると何気ない動作ですが、ハイハイができるようになるというのはスゴイことですよね。大人がどれだけトレーニングをしても懸垂が出来るようにならないかもしれませんが、赤ちゃんは遊んでいるだけで体を支えることが出来るようになるんですよ。

体の発達に関しての個人差がありますし、周囲の環境によってもその成長度合いは変わってきます。お子さんのハイハイが周りの子供より遅かったとしても、個性と思って長い目で見守ってあげましょう。

ハサミ、ボールペンなどの文房具

家の中にはちょっとした文房具がありますよね。何かちょっとしたメモを取るときに使用したり、荷物の梱包を開けるのに使用したりします。”文房具”と言うと、「そんなもの出してないよ」と思われるかもしれませんが、ハサミやボールペンなどは割りと目に付く場所に置いてあるのではないでしょうか?
よく使うものほど手の届く範囲に置いておきたくなるので、机の上、引き出しの中、小物入れなどにハサミを置いている方は多いでしょう。

赤ちゃんがハイハイし出したら、そういった文房具も凶器に変わります。特にハサミなんて刃の部分が体に触れただけでスパッと切れてしまい大怪我をするかもしれません。また、ハイハイをしている時期の赤ちゃんは何でも口の中に入れたがるのでボールペンも危険です。細いものですので口の中に入ってしまいますし、尖っている部分が喉に刺さってしまうかもしれません。

そういった文房具は、多少面倒でもしっかりと片付けておきましょう。家の中には少し高い場所に収納がありませんか?キッチンの棚であったり、リビングのちょっとした収納の中に片付けて置きましょう。
よく使うものだからこそ、片付けておくのが面倒かもしれませんね。最近ではどこへでもくっ付く粘着シートが売っています。そういった粘着シートを冷蔵庫などに貼り付けておき、そこに文房具も一緒に貼り付けておけば、すぐに手にとることが出来ますし赤ちゃんの手は届かないので安心ですね。しっかりと対策を考えましょう。

キッチン

キッチンにも危ないものはたくさんありますね。包丁などの刃物はもちろんですし、箸や皿も子供にとっては凶器に代わります。子供はどうしてもママの様子が気になってキッチンへ入っていきます。ママは料理をしていて赤ちゃんの様子に気付けないパターンもあります。
そんな時に子供が食器入れを漁っていたら・・・考えるだけでも怖いですよね。

「そんな危ないこと本当にあるの?」と思われるかもしれませんね。でも、僕の身近でもそういった事故がありました。

皿が割れる

知り合いのお家のキッチンは、シンク下に食器の収納が付いていました。でも子供が触ると危険なので包丁などは別の鍵付きの棚に収納していました。そのため、シンク下の食器収納にはお皿類だけを入れていたので赤ちゃんの危険も少ないと安心していたんですね。

しかし、ちょっと目を放した隙に赤ちゃんが食器収納を開けて中なら小皿を取り出してしまいました。小皿であっても赤ちゃんにとっては重さがありますので勢いあまって小皿を床に落としてしまって、割れた破片で赤ちゃんは膝を切ってしまったんです∑(゚ω゚; )

低い位置の引き出しはロック

これはキッチンに限ったことではないのですが、低い位置にある引き出しや棚はしっかりとロックをつけておきましょう。中のものを出して遊ぶのを防止する役目がありますが、引き出しに手をはさまないようにする役割もあります。
最近では100円均一でもそういった子供危険防止グッズが売っているので一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

ただ、100円均一で販売されているものは粘着力が弱くすぐに外れてしまったり、使っているうちにロックが甘くなってきて子供の力で簡単に開いてしまったりします。
そのため、我が家ではインターネットで評判のいい危険防止ロックを探して毎回それを使うようにしています。100円ではありませんが、500円~1,000円ほどのものですので子供の安全のためにもしっかりとしたものを使用しましょう。

階段

ハイハイし出したくらいで階段に登るの?と思われるかもしれませんが、ハイハイが出来るようになるとつかまり立ちをするまでもうすぐです。いつつかまり立ちを始めるか分かりません。目を放した隙にいきなり立ち上がって動き回ることもあるので、最初から注意しておく必要がありますね。

つかまり立ち

我が家の息子も、いきなりつかまり立ちをしたと思ったらテレビ台から机まで一歩移動しました(笑)
そんな時期に移動が出来るとも思っていなかったので、近くにテーブルやイスを配置していたのですが危険を感じてその日のうちに部屋の模様替えを行なったのを覚えていますw

子供はいつどんな行動を起こすか分かりません。まだ階段を上るような年じゃないだろうと思っていても、階段の1段目に手をかけて立ち上がるかもしれませんね。階段にはクッションを引くことは無いでしょうし、立ち上がった子供がそのまま転んでしまうと危険です。
そのため、階段の入り口にはしっかりとベビーゲートを付けましょう。しっかりとロックが出来るタイプがいいですね。それと、ベビーゲートには内開きタイプと外開きタイプがあります。しっかりと内開きタイプを選択しましょう。外開きタイプですと、子供がよしかかった体重で開いてしまうことがあります。

階段まで行かないために

階段にベビーゲートを設けて対策をするのも一つの方法ですが、まずは階段の場所まで子供が移動しないようにしましょう。リビングのドアはしっかりと締めるように気をつけ、引き戸の場合にはしっかりとロックを付けましょう。引き戸用のロックも販売されていますし、子供の安全対策用ならばデザインもかわいらしいものが揃っていますね。

窓から落ちる、段差から落ちる

赤ちゃんは移動できるようになったのが嬉しくて、ハイハイで色んな場所へ行きたがります。特に窓の外には外の景色が広がっていますので興味を持つようです。見たことの無い物が置いてあったり、緑の木が生えていることに興味を持つようです。
窓はしっかりと閉めて鍵をかけておきましょう。網戸にする場合でも同じです。最近の窓や網戸は標準でロックが付いていると思いますのでしっかりとロックの確認をしましょう。

また、それ以外の小さな段差にも気をつけましょう。大人であれば小さな段差に感じるかもしれませんが、ハイハイをしだした赤ちゃんはその段差から落ちてしまうかもしれません。
そんな段差で特に見逃しがちなのが玄関です。玄関には少し段差がありますよね。座って靴を履き替えるときには便利かもしれませんが、その段差が赤ちゃんにとっては危険です。

玄関に並んでいる色とりどりの靴が気になって手にとって見たくなるようですね。靴もいろんな種類があるのでおもちゃの一つと思っているのかもしれません。赤ちゃんが段差から手を伸ばす姿勢になると、頭が重たいために頭から落ちてしまいます。
そのまま地面に頭を打ち付けてしまうと大怪我をしてしまいますね・・・。

そうならないように、まずはリビングから玄関まで出られないような対策を心がけましょう。

テーブル、イスの角

歩くようになった子供がテーブルの角に体をぶつけないように、テーブルの角に設置するクッション材が売っていますね。これは赤ちゃんがハイハイを始めた時期から使用しましょう。
「歩いてないからまだ大丈夫じゃない?」と思われるかもしれませんが、高さの低いテーブルの場合には赤ちゃんが頭をぶつける可能性もあります。先ほども話したように、いつつかまり立ちを始めるか分かりません。いきなり掴まって立とうとしたときにテーブルの角に頭をぶつける子供は多くいます。

我が家の息子もいきなり立ち上がったのでテレビ台に体をぶつけて泣いてしまったことがあります。怪我も無く泣いただけですんだのでよかったのですが、あれがテレビ台の角だったらと考えると怖くなります・・・。

危険が起きる前に対策を

赤ちゃんはいつ動き出すか分かりません。そうなったときに備えて、ちょっと早めに対策を行って起きましょう。「まだ早いんじゃないか?」と思えるその時期が”対策”にはちょうどいい時期なのかもしれません。

お子さんの安全を守って、成長を一緒に見守ってあげましょう♪だんだんと一人で出来ることが増えていくのは親として嬉しいものです。