妊娠中のママを支えてあげるためにパパができること。
妊娠中のママってちょっとの事でイライラしてしまったり、今までできていたことができなくなってしまったり、何もする気にならなくなってしまったり、感情の変化が激しくなりますよね。
そういったときって、結構パパに当たってしまったりすることもあると思います。我が家もそうでしたw
でも、妊娠中でママが落ち着かない時だからこそ、パパができることってありますよね。しっかりと支えてあげることが大事です。
目次
手伝えることを確認する
まぁ、これは当然なのかもしれませんが、何か手伝えることがないか確認しましょう。男ってなかなか女性の気持ち、変化に気づけないので自然に行動するのが難しいと思うんです。なので、まずは聞いてみましょう。
「テレビ何か見る?」、「晩御飯何食べたい?」、「何か買ってきてほしいものある?」なんて日常的な事で大丈夫なので、まずは確認してみることから始めましょう。
男からしてみると当然のようなことでも、妊婦ママはできない、億劫になっていることがあるかもしれません。そういった部分からサポートしていきましょう。
ママの体を考えてみる
ママは妊娠中に体が重くなります。お腹が大きくなるため物理的に重くなりますし、ホルモンバランスが崩れるために動くのが億劫になります。
男性は経験しないことなので、なかなか理解に苦しむ点はあるのかもしれませんが、分からないからと言って無視していては先に進みませんからね。ママが言うことを受け入れてあげましょう。
「あぁ、お腹辛いから動くの大変だよね。」、「無理に動くと赤ちゃんにも良くない!」としっかり考えましょう。まずは、ママの体をしっかりと理解することが大事ですね。
家事はパパが積極的に行う
男って「家事くらい」って言いがちですが、家事って結構大変なんです。一人暮らし歴の長い人は分かるかもしれませんが、家事って意外と筋力を使いますし体へのダメージが大きいですね。
また、毎日同じ事をしなければいけませんし、ちょっとサボると家事が溜まってしまって余計きつい思いをするのでサボることも許されません。毎日同じことを繰り返さなければいけないので、精神的にも疲れてきてしまいます。
ご飯を食べたら食器を洗わなければいけませんし、服を脱いだら洗濯しなければいけません。普通に生活しているだけなのに部屋にはホコリが溜まりますし、定期的に荷物の整理をしなければすぐに荷物で溢れてしまいます。
パパがいつも仕事で疲れて帰ってきてもすぐにご飯を食べて寝れるのはママがしっかりと家事をしてくれているからなんですね。自分でしてみてやっと気づきます。
とりあえず一度やってみる
僕もあまり家事をする方ではなかったので、家事の大変さを理解できていませんでした。でも、やってみないとその大変さも分かりませんよね。
家事の大変さを理解できていないパパは多いでしょう。だからこそ、一度やってみましょう。
一度家事をしてみると、「え、こんなに大変なの?」なんて思うかもしれませんよ。ママは体がつらい時にも毎日その家事をしてくれていたんです。しかもパパのために。
経験してみれば、「これからは家事をしよう。」と思えるかもしれませんね。
産婦人科の検診にはなるべく一緒に行こう
妊娠時期って産婦人科の検診がありますよね。多い時には毎週のように検診へ行かなければいけません。
やはり産婦人科も病院なので、検診へ行くのは平日になるでしょう。「平日は仕事だからいけないよ」なんて言ってしまっていませんか?仕事だからいけないのではなくて、仕事を調整するよう努力しましょう。
「○○日なら休み取れそうなんだけど、その日に検診行く?」なんて聞いてみるのもいいかもしれませんね。積極的にスケジュールを合わせましょう。
ママからすれば、検診に一緒に来てくれていることで「妊娠時期の事、私の事をしっかりと考えてくれているんだな。」と感じてくれるそうです。
「検診くらい一人で行って来れば?」なんて言うパパもいるみたいですが…。そんなことを言われてしまうと、ママは「あれ?このまま出産して子育て大丈夫なのかな?」なんて不安になってしまうかもしれません。
ママを安心させてあげる
妊娠中にママの感情の起伏が激しくなることがありますが、パパがしっかりとサポートをしてあげることで落ち着かせてあげることができます。安心してもらうことが何よりも大切ですね。
また、お腹の赤ちゃんのエコー写真を見たときにはママと一緒に喜びましょう。
パパはなかなか実感がわかないかもしれませんが、ママの体の中では赤ちゃんが成長しています。その成長をママと一緒に喜んであげることで、ママも安心してくれるでしょう。
話を聞いてあげる
これは一番重要かもしれませんね。なんでもいいので話を聞いてあげましょう。
パパは仕事で疲れていて、話をするよりも寝て体力を回復させたいのかもしれません。しかし、ママも一日を過ごしてきて疲れています。ママは、一日あったことを話して聞いてもらうことでストレスの発散ができるみたいですね。(うちだけですか?w)
なので、ママが何か話しているときにはしっかりと聞いてあげましょう。何か意見を求めているとか、返事が欲しいとか、そういったことを求められているわけではないでしょう。しっかりと話を聞いて納得し、ママの背中を支えてあげましょう。
「そんな些細なことで…」なんて内容もあるでしょう。出産が終わってから振り返ると笑い話のような内容でも、その時にはママも必死なんです。そういった感情の変化を理解しましょう。パパが話を聞いてあげるだけでもママは少し楽になるかもしれませんよ。
ママは話をすることで落ち着き、安心してくれる
男性は、話を聞いてもらって落ち着くことってあまりないかもしれませんね。これは女性特有のものかもしれません。
我が家の嫁にも言われたんですが、「意見を聞いてるんじゃなくて、ただ話したいだけ!」だそうです。なので、ゆっくりとした時間を作って話を聞いてあげましょう。
家事をしているときに話しかけてくるかもしれませんね。そういった時でもしっかりと話を聞いて返事をしてあげましょう。無視はよくありません。
ママだけではなく、赤ちゃんにも話しかけてあげる
ママがなんで体調不良になってまで頑張っているか、それは元気な赤ちゃんを産むためですよね。その赤ちゃんは誰の赤ちゃんですか?パパとママの赤ちゃんですよね。ママだけの赤ちゃんではありません。
ママの精神衛生上、一番よくないのは「なんで私だけ…」と感じさせてしまうことです。出産するのはママですが、赤ちゃんは二人の赤ちゃんですよね。出産に向けて、パパもしっかりと意識を傾けましょう。
ちょっと落ち着いた時には、ママのお腹(赤ちゃん)に向かって、話しかけてあげましょう。パパは少し恥ずかしいのかもしれませんが、最初はちょっとふざけたような内容でもいいでしょう。毎日、その日あった楽しいことを赤ちゃんにも話しかけてあげましょう。
赤ちゃんは、お腹の中でも外の音を聞き分けているみたいですよ。パパの声がしっかりと聞こえていれば、生まれてきた赤ちゃんがパパっ子になって懐いてくれるでしょうね(^^)
赤ちゃんに対して声を聴かせるだけではなく、その声は当然ながらママにも聞こえていますよね。ママからしてみれば「出産、育児、赤ちゃんの事をしっかりと考えてくれているんだな。」と安心してもらうことができます。
安心させることが目的になってはいけませんが、ママが安心して出産に臨めることが何よりも大切ですね。特に初産の時にはママも不安でいっぱいでしょう。パパ、ママ、赤ちゃん、3人で頑張ることが大切です。
パパも妊娠、出産に関してしっかりと調べる
こう言うと、「なんで僕が?出産するのはママじゃない?」なんて言われることもありますが、そういった考え方はよくありませんね。先ほども書きましたが、出産は3人で協力することが大事です。
- 妊婦のママは何をしてほしいのか
- 妊婦のママができないことはあるのか
- 赤ちゃんのためにできることはあるのか
など、しっかりと調べましょう。その内容をママにも知らせてあげましょう。
しかし、たいていの場合では「そんなこと知ってるよ!」なんて言われるかもしれませんね。そこでパパは腹を立てないでください。それは当然の事なんです。
ママからしてみれば自分の身に起きている変化なのでそれだけ調べていますよね。体の変化、気持ちの変化に不安になってたくさん調べていると思います。そこで同じことを言われたら「そんな事わかってるよ!」って言っちゃうのは当然だと思います。
でも、何か手伝える事、サポートできることはないか常に調べましょう。ママ一人が悩んで調べているより、二人で調べた方が解決策が見つけられるかもしれませんし、ママの気が楽になるかもしれませんね。
強制する言い方は避ける
パパが調べていたことがあって「お!これはいい!」と思えることがあるかもしれません。
それをママに伝え、「ん~、それは微妙かな」なんて返事が来た時に、むきになって強制したくなることがあるかもしれませんね。特に僕は頑固なので、自分がいいと思ったことは絶対に通したい性格でしたw
でも、大事なのはママの体です。パパの意見を通すことではありません。
しっかりとママを一番に考えてあげましょう。ママを一番に考えることが赤ちゃんを一番に考えていることになります。
ママの体、赤ちゃんを最優先に考えましょう
妊娠時期は、ママの体や感情に大きな変化が生まれるため、ママはとても苦しみます。体も痛くなりますし、何より重くなって動くのが億劫になります。ちょっとしたことが気になって不安になりますし、「自分はダメだ」と感じてしまうこともあるみたいです。
そこで、パパはそれ以上に苦労できるようになりましょう。
僕は、解決の方法がなかなか見つからなかったので、すべてママより苦労することを目標にしました。
- 仕事を絶対に定時で終わらせ、
- 家に帰ったら家事を行い、
- ママが欲しいといったものはすぐに準備し、
- ママがしたい事があればスケジュールを合わせ、
- ママがゆっくり寝れるだけの準備をし、
- ママが寝た後には妊娠に関して調べ、
- 朝はママより早く起きてママが過ごしやすいように片付けておく。
けっこう大変なスケジュールでした(笑)
でも、これでもまだまだ足りませんでしたし、ママより苦労しているなんて言えないですよね。
根本的に、妊娠中にパパがどれだけ頑張ってもママより苦労することはないでしょう。だからこそ、パパは気づいたことは全て全力で行っていきましょう。
でも、【してあげている】んではありません。今までは全部ママがしてくれていたんですよ?それをするだけです。何も特別な事ではありません。パパが仕事をするよりも妊娠中のママの一日の方が大変なんだと考えましょう。
妊娠から出産までは、ママだけの役目ではありません。パパもしっかりと状況を把握して、できることをしっかりと一つ一つ行っていきましょう。