子供が嫌がる耳で、感覚の違いが分かる!?
先日、息子の初めてのカットへ行ってきました。暴れながらですが、しっかりとカットしてもらうことが出来て僕も満足でしたし、息子も邪魔な毛が無くなって満足そうにしています♪
キッズカット専門店では、いろんな驚きがありました!これからもこの美容室へ通わせてもらいます。キッズカット専門店に関してはこちらで詳しくご紹介させていただいています。
でも、カット後に美容師さんと話をしていると気になることがありました。うちの息子は、他の子供たちと違って、左耳を触られるのを嫌がっていたことです。
たいていの子供は右耳を触られるのを嫌がるそうなんですが、うちの息子は何故か右耳には全く反応せず、左耳だけを極端に嫌がっていたんです。
目次
左右の耳にはそれぞれ違う役割がある
耳のことが気になっていろいろと調べてみると、左右の耳で役割が違うようですね。耳と言うと、鼓膜で空気の振動を音として感じているだけかと思っていたんですが、左右で別々の場所に信号を送っているようです。
アメリカでの研究結果によると、右脳と左脳に働きの違いがあるように、右耳と左耳でも働きに違いがあるようです。
一般的に、体の右半身からの信号は左脳に送られ、左半身の信号は右脳に送られると言いますよね。このことから、右利き、左利き、それぞれの人に特徴が現れると言われています。それと同じようなことが耳でも起きているようですね。
右耳で聞いた情報は左脳に届きやすく、左耳で聞いた情報は右脳に届きやすくなっているようです。つまり、右耳と左耳では、聞いた内容を処理する方法が違うということになりますよね。
右耳は左脳へ、倫理的事柄を司る
基本的に、人間の左脳は倫理的な事柄を司る機能に長けています。倫理的な事柄というと難しく感じますが、平たく言えば言葉を理解する能力に優れている脳といったことになります。
左脳は、思考や倫理を司り、言葉を理解する、人間的な脳であると言われます。文字や言葉などを理解する際に発達する脳であり、その発達が遅れることで言葉を発するのが遅れたり、学習能力に障害が生じたりします。
このように難しい事柄を理解し、頭の中で整理するのも左脳の役割です。また、左脳は物事をしっかり理解できるようにするために、一定量の物事を忘れる機能も備えています。
人間の学習力を司り、しっかりと物事を理解できるように調整しているのが左脳なんですね。
左耳は右脳へ、感性を司る
右脳は、左脳とは対照的に感性や感覚を司る機能に長けています。物事を見たり経験したりしたときに、直感的に行動できる能力を備えています。
また、感性や感覚が鍛えられることによって運動能力の発達も促進されます。五感を発達させ、感性を鋭くするため何かが起きたときに瞬時に行動する瞬発力が発達します。その結果、感覚的に行動することが出来るようになるため、周りよりも運動神経がよくなる傾向にあるようです。
感性が鋭くなるため、他人が感じることが出来ないような音、匂い、感触を感じ取ることが出来る人もいますね。芸術面などでの天才と呼ばれている人たちです。
見たこと、感じたことを瞬時に脳内で処理し、行動に移す能力が右脳には備わっています。
そのため、右脳の発達が遅れることによって体の感覚や感性が鈍感になってしまうため、運動が極端に苦手な子供になってしまう可能性もあります。
右脳は、行動に関しての信号を司る動物的な脳と言えるかもしれませんね。
発達障害の子供は左耳を触られると嫌がる!?
美容師さんとも話をしていたんですが、障害を抱えている子供、特に発達障害を抱えている子供は左耳を触られることを嫌がる傾向にあるようです。
と思われるかもしれませんね。でも、実際に美容師さんに聞いてみると
との事でした。それだけ差が出るそうなんです。子供のカットを行なっている美容師さんの中ではちょっと有名な話らしいですね。「子供のカットをする時には右耳に気をつけよう」なんて教えているそうです。
嫌がるということは脳が発達している証拠
左耳を触られるのを嫌がるということは、右脳が発達していることの証拠になります。右脳が活発になっているから、左耳の感覚が研ぎ澄まされ、触れられることに対して嫌悪感を示すんですね。
つまり、感性、感覚、運動能力が発達していることを指します。確かに、うちの息子も健康診断へ行くと
なんて言われる事がよくあります。先生が変わっても、運動能力の高さに驚かれるほどです・・・。左耳を嫌がるって言うのは、それだけ右脳が発達しているって事なんですね。
また、運動に対しての能力だけではなく、右脳には感性を磨く力もあります。一般的に言われる天才型の人たちのような感性ですね。
言葉や文字に対しての能力が一般より低くても、音楽や芸術の分野で突出した能力を発揮する人はたくさんいます。そういった方は、左脳よりも右脳が鋭く発達したのかもしれませんね。
3歳前後に言葉が発達する
3歳前後には言葉を司る器官が大きく発達します。2歳前後から話し始める子供もいれば、3歳くらいから話し始める子供もいますね。
どちらにしても、3歳と言う時期は言葉や文字に対しての興味を示し、脳を発達させていく期間なんです。つまり、左脳が大きく発達していっている期間になります。
左脳が発達している途中なので、右耳を触られることを嫌がるんですね。
逆に反応が無いということは、脳の発達が遅れているのかも
話の流れで分かるかもしれませんね。
右耳を触られても嫌がらないということは、それだけ左脳が発達していないことを指します。つまり、言語を司る器官の発達が遅れているということです。
うちの息子も、言葉の発達が遅れていることで発達障害の疑いがあると診断されています。美容室でカットをしてもらっているときに右耳を触られても全く無反応でした。
これだけ話の辻褄が合うと驚いてしまいますが、本当にそのようですね。我が家の息子を見ていると、本当にその通りだなと感じます。
これは、一つの目安になるだけ
お子さんが左耳を触られるのを嫌がったからと言って
なんて決め付けることは避けましょうね。あくまでも脳の発達と、耳の機能が繋がっていると言うだけです。これだけが全てではありません。体の発育が進み、感性の発達が進んでいるために左耳が敏感になっているのかもしれませんしね。
発達障害を判断するための材料にはなりませんが、耳と脳にはこういった関係性があったというのは面白いですね。